« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月

2010年11月30日 (火)

ただしい

人間は自分の好きなものを

「正しい」

嫌いなものを

「間違っている」

と思いがちだ。でも、実際はそうじゃない、ことも多い。というか、一人の人間が好きか嫌いかは、それが正しいか正しくないかにはまったく影響しない。

じゃあ、好き嫌いに囚われずに物事を冷静に判断するようにしよう、と思えばそれでいいかというと、そんなことはやっぱりできない。

好き嫌いが重要な場合だってあるしねえ。これが好きだ、と思うから動けることもある。というか、私は好きなことしか、できない。

告知:

12月7日から「特別展 ダ・ヴィンチ 〜モナ・リザ 25の秘密〜」が開催されます。私、翻訳を担当いたしました。

22日から銀座に巨大なポスターが出ているそうです。黒柳徹子さんが、モナ・リザになっています。

興味のある方は是非、いらしてください。

1966 BookRadio 横浜支局 「グッド・ナイト・ベイビー」は、ほぼ(なるべく)毎晩、PM11:55より放送(するのが目標)です。

昨日(11月30日)放送分はこちら「横浜ストーリー」「歩く」犬も歩けば棒にあたる...

| | コメント (0)

2010年11月29日 (月)

たべる

昨日の朗読会は、「食」がテーマだった。食べることは楽しい。食べないと死んでしまうから、生きるために食べているとも言えるけど、私はむしろ、

食べるために生きている

と言いたい。栄養さえ摂れればいいんや、という食べ方はしたくない、というか、私はそんなことを一日でもしたら、気持ちがすさんで死にたくなってくる...。

ほら、やっぱり食べるために生きているんだよ。

寝食を忘れて何かに没頭する、というけれど、私は、食べることと寝ることは、どうしても忘れられない。おまけに、食べたら必ず眠くなる...

たらふく食べて、眠る、これぞ至高の喜び。

| | コメント (0)

2010年11月28日 (日)

想像力

今日(11/28)は、「おもてなしライブ 朗読編」だった。

「食」に関する文章ばかりが読まれた。

そこで感じたこと...言葉の持つイメージ喚起力....言葉だけなのに、話に出てくる食べ物を目の前に見ているように感じ、実際に食べているように感じられるのだ。想像力ってすごい。わかってはいたことだけれど、改めて実感。

朗読会、生中継の録画は、これです。よろしければ...1966 BookRadioです...

         

| | コメント (0)

2010年11月27日 (土)

ほめる

「この人は見かけは獣みたいだし、浮浪者のような酒の飲み方をするし、汚い格好をして、すぐ大声を出すけれど、なかなか良い人です。少なくともそれほど悪い人ではない(しかし、どうもこれでは賞めているという感じがしないな)」

Img_0025
賞めているという感じはしないけれど、賞めているんだ、というのはとても伝わってくる。少なくとも、いくばくかの愛情を持っていることはわかる...

ほめる、って難しいし、面白いな。ほめるのって好きだ。お愛想はいやだけど。本当にいいと思った時は積極的にほめたい。

Img_0027

村上春樹著 「村上朝日堂

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

告知1:

12月7日から「特別展 ダ・ヴィンチ 〜モナ・リザ 25の秘密〜」が開催されます。私、翻訳を担当いたしました。

22日から銀座に巨大なポスターが出ているそうです。黒柳徹子さんが、モナ・リザになっています。

興味のある方は是非、いらしてください。

告知2:

本日11月28日(日)15:00から「おもてなしライブ朗読編」が開催されます。今回は「食」をテーマに。私も出演いたします。興味のある方は是非、いらしてください。また、今回は、1966 BookRadioで生中継いたします!このブログでも見られます。ここに画面があります。

おもてなしライブ No.10 朗読編

  日時:
  2010年 11月28日(日)15:00 開場
                       15:10 開演 〜 17:30 閉演(予定)
*チャージ無料*

会場:
よしだ屋珈琲店(乃木坂or六本木より徒歩すぐ)
http://www2.plala.or.jp/yoshidaya/map-01.htm

こちらにも案内があります。

| | コメント (0)

2010年11月26日 (金)

後づけ

「何々はなぜ、成功したか(しなかったか)」という分析ほど、つまらないものはない。後からなら何とでも言えるからだ。たとえば、弱かったどこかのチームが急に優勝したとする。そのチームのメンバーたちが、どうも傍目にとても「仲良さそう」なら、

チームワークの勝利

ということになる。しかし、同じチームがもし最下位だったら、彼らの関係は、

馴れ合い

と呼ばれてしまう。チームワークと馴れ合いの違いはどこにあるのか、きっと100人に聞けば100通りの答えがある。そんなのは答えじゃない。

成功の理由を後から分析しているのを見ると、「分析していないで、そのとおりでほんとに成功するか、あんたが実験すれば?」と言いたくなる。

まだ誰も注目していない、成功もしていない人を見て、

あの人は成功するよ!

と予言して当たったらすごいけどね。

| | コメント (0)

2010年11月25日 (木)

特別展 ダ・ヴィンチ 〜モナ・リザ 25の秘密〜

手前味噌シリーズ...

間もなく、12月7日から、「特別展 ダ・ヴィンチ 〜モナ・リザ 25の秘密〜」というイベントが開催される。プログラムやパネルの翻訳を担当した。『知をみがく言葉』の翻訳をしていたことから、舞い込んだ仕事。

レオナルド・ダ・ヴィンチという人は確かに並外れた才能と、超人的な洞察力を持っていた人なのだとは思う。

でもね、万能の天才といえども、

「やらなければ何もできない」

のだ、という、当たり前のことを、今回の展示会の仕事で改めて実感した。

超高解像度カメラで『モナ・リザ』を撮影し、描かれた過程などを分析しているのだけれどともかく、恐ろしく、

「手間をかけている」

のだ。丁寧に丁寧に、恐ろしいくらいに、時間も労力もかけている。傑作を生み出すのは、何よりも「手間」なのだなあ、と思った。わかりきったこと、なんだけど。

Img_0014

銀座の街の巨大ポスター。

徹子さんがモナリザに...クイズに答えると豪華プレゼントが!

| | コメント (0)

2010年11月24日 (水)

同じ話

「そうだろうね。書く商売って何を書くのかね」
私は黙っていた。彼女は、原稿用紙や筆記用具のある卓の上を見てから言った。
「ああ、代書屋だね」
私は、嘘をつくのは厭だから、代書屋ではありませんと言った。すると、彼女は、不機嫌になり、考えこむような様子を見せた。
「代書屋は、ホテルに泊まっていたんじゃあ、仕事にならないでしょう」
「ああそうか。じゃあ、書記だね」

Img_0002

山口瞳氏はなぜ、自分の職業を言わないのか。別に職業を明かすのが厭なのではないだろう。きっと、言った時の相手の反応が予測できるのが厭だったのだろう、と思う。同じやりとりを何度も何度も繰り返して、もう飽き飽きしていたのだろう。向こうは一度で済むけれど、こっちは生きている限り、同じ会話を同じパターンでしなくてはならない。

たとえ内容が同じであってもいいのだ。ただ、同じ話を同じようにするのは耐えられない。そのなのだろうと思う。意地悪をしているわけではなく、自分の精神が持たないのだ。

Img_0003

山口瞳著 「男性自身 素朴な画家の一日

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

| | コメント (1)

2010年11月23日 (火)

なぞ

しょうもないことなんだけど、私には、どうしても解けない大きな謎が一つある...

それは....

どうして同じ色の靴下ばっかり買っているのにはずなのに、なかなか色が揃わなくて毎日苦労するのー!?

...ということ...

どうやら私には靴下の色を見分ける能力がないらしい...同じ色ばっかり買っているつもりが何色も買っているようなのだ...よく見ないとわからないくらい微妙に違う色ばっかり....

会社に勤めている頃は、靴下を七色揃えて毎日変えていたことがあったが、どうやら、その方が楽だったらしい...

というわけで、靴下は私の天敵です....

ああ、しょうもない...

| | コメント (0)

けいこ

「枝雀さんはお風呂に入ると、必ずこの講談の一節を口ずさんでいました。『こういうもんは毎日口に慣らしておいて、ほかのことを考えていても口から勝手に出てくるようにしてますねん』...」

Img_0014

....やっぱりなあ...落語「くしゃみ講釈」のお話...こちらで、私の朗読などではなく、本当の「ほんまもん」が聞けます....

Img_0013

桂枝雀著 「上方落語 桂枝雀爆笑コレクション(1)スビバセンね

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

告知:

来る11月28日(日)15:00から「おもてなしライブ朗読編」が開催されます。今回は「食」をテーマに。私も出演いたします。興味のある方は是非、いらしてください。また、今回は、1966 BookRadioで生中継いたします!

おもてなしライブ No.10 朗読編

  日時:
  2010年 11月28日(日)15:00 開場
                       15:10 開演 〜 17:30 閉演(予定)
*チャージ無料*

会場:
よしだ屋珈琲店(乃木坂or六本木より徒歩すぐ)
http://www2.plala.or.jp/yoshidaya/map-01.htm

こちらにも案内があります。

| | コメント (0)

2010年11月21日 (日)

すめばみやこ

「住めば都」。確かにそのとおりだ。自分の街だという実感が持てるようになれば、たいてい、どこに住んでも、そこが都になる。

でも、横浜という街は少なくとも私にとってそれ以上になってしまった。この街の何が好きかと言われれば、それは「空気」だ。都会の空気だから、必ずしも澄んだ空気ではないし、きっと、身体に良くない物質も大量に含んだ空気に違いない。だが、この空気、風の香りをかぐと、離れがたい、と思うのだ。そして、この香りを誰かに伝えたいと思う。

あなた知ってる。港、ヨコハマ...

| | コメント (0)

2010年11月20日 (土)

17年

運、不運、というのは厳然としてある。運が良い人が何か良いことをしたとは限らないし、悪いことをしたから運が悪いとも限らない。単なる偶然。

17年ゼミ、というセミがいるけれど、生まれて17年後、地上に出てきた時に、環境がどう変わっているかは、神のみぞ知るだ。その時、どういう個体が有利になるかは、運次第としかいいようがない。

それは良いとも悪いとも言えない。ただ、そういうところに私たちは生まれてきてしまったという事実があるだけ。

運、不運が厳然としてある、という事実を冷静に受けとめれば、少しは運が良くなる可能性があると思うけれど、それも「可能性がある」というだけだ。絶対、というのはない。

そういうところで、めったやたらにジタバタしてみる、これが案外楽しい。

What a wonderful world!

| | コメント (0)

2010年11月19日 (金)

インスピレーション

「小生はこれを称して人工的インスピレーションとなづけ候。小生如きものは天来のインスピレーションは棚の御牡丹と同じ事で当にならないから人工的にインスピレーションを製造するのであります...」

夏目漱石が高浜虚子に宛てた手紙。

タマネギをいくらむいても中身はない、と言われる。

探しても探しても見つからないものは、実は存在しないのかもしれない。

「天来のインスピレーションがない」とおっしゃるのは、他でもない。あの、大漱石先生である。文豪の中の文豪。そんな人にさえ、ない、というのである。そんなもの、探しても無駄ではないか。実はどこにもないのかもしれないよ。

高浜虚子著 「漱石氏と私」

...紙の書籍は絶版です...青空文庫で読めます...多分...私はiPhoneの豊平文庫で読んでます。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

| | コメント (0)

2010年11月18日 (木)

きにかける

自分のことなんて誰も気にかけない。何を欲しがろうが、何を望もうが、それを気にかける人は誰もいない。そう思っておけば、多分、「欲しいものを手に入れるのにどうすればいいか」正確な判断が下せるだろう。

もちろん、実際には、気にかけてくれる人は案外、大勢いるものだ。ありがたいことに。しかし、多いとは言っても、100人はいない。普通。よほどの重要人物でない限り。

たとえ1000人いても、何十億も人がいるうちの1000人だから、それはほとんどゼロということである。だから、ゼロと思っておけばそう間違えることはない。ゼロと思ったのが実際は50人いたら、とてつもなく嬉しい気分になるだろう。何だ、世の中、捨てたものじゃない、と思えるだろう。

これは決して悲観的な態度ではないと思う。まずは冷静に状況を把握しないと適切な方向に進むことはできない、それだけのことだ。

| | コメント (2)

開局!

10月9日、1966MHz BookRadio 開局いたしました! 試験放送の録音(録画)をお送りします。

 

...こちらでも見られます。またBookRadioブログもありますのでご覧いただければ嬉しいです。

| | コメント (0)

2010年11月17日 (水)

じゅうぶん

「一般の人から見れば、彼は全く幸福で充実しきっているようだった。一九六七年夏の『ファイナンシャル・タイムズ』によれば、ブライアンの財産は七百万ポンドと推定された...ブライアンは一生金の心配をしないですむほど富裕だった」

Img_0002
ビートルズのマネジャー、ブライアン・エプスタインは、当然、お金持ちだった。でも、ビートルズがコンサートツアーを一切やめてしまってから、事実上、何もすることがなくなり、生き甲斐を失ってしまった。それで裕福にもかかわらず、不幸な気分で生きていたという...。

でも、その話を聞いて、貧乏な人が「ああ、そうかお金があっても不幸ってことがあるのか、じゃあ、お金なんていらないな」と考えるのは早計というものである。この話からわかるのは、「お金があっても、幸福になるには十分とは限らない」ということだけである。他には何もわからない。もし、このブライアンにお金がなかったら、もっともっと不幸だったかもしれない。お金があっても不幸かもしれないんだから、せめてお金くらいは欲しいなあ、と思う...。

逆にお金がなくても幸福ということはあるだろうけど、その人がお金を持ってたら、もっと幸福かもね...やっぱりあった方がいいな。

Img_0001
ハンター・デイヴィス著 小笠原豊樹・中田耕治訳 「ビートルズ(下)」

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

| | コメント (1)

2010年11月16日 (火)

あとがない

高校野球とか、プロ野球の日本シリーズとかで、一試合で選手という選手、戦力という戦力をすべて使い果たしているなあ...という戦い方を目にする時がある。「総力戦」というやつだ。このままだと、明日、誰も投げる人がいない、とか。もう疲れ切って動けないんじゃないの、とか思うような...

...でも、負けたら「明日はない」のだ。今日、何とかしたところでやっぱり明日は負けてしまうかもしれないけど、そんなことはどうでもいい。ないかもしれない明日のことなんて考えて何になる...

野球なんかの場合は、まだ、はっきり目に見えるし、わかりやすいから簡単に納得できる。だけど、本当は、誰だって、しょっちゅうそういう状況に置かれているんじゃないかなあ、と思う。

明日のために、力をとっておこう...

...と思うのだけれど、本当は、その明日なんて日は来ないのだ。もし、今日、負けてしまったら。全力を出し切らなかったために、知らない間に、あとのない勝負に負けていて、永遠に明日が来ないなんてことがあったら...

ああ恐ろしい。

明日のために、などとは考えまい。考えまい。

| | コメント (0)

2010年11月15日 (月)

とことん

我ながら因果な性格やなあ...と思うんですが...ほどほど、そこそこ、言うのがどうしても...

嫌い

なんです...

やるんやったら、やれる限り、ぴしっとしたい、と思うんです。限界はあるにしても。ぴしっと。

そうやないんやったら、最初から何もせえへん、とかね。そやから、信じられんくらい、ぐうたらになったりもして...

ほんま、めんどくさいなあ。ほどほど、が必要な時もあると思うんやけどねえ。なんか気色わるうてねえ...

ちうわけで、1966 BookRadio、ハイファイ化しました。可能な限り、音質が上がるようにいたしました。よろしくお願いいたします。ハイファイ化した番組はこちらで聴けます...。

| | コメント (0)

2010年11月14日 (日)

いらいら

毎日、些細なことで、いらいらする。いらいらするのは気分の良いことではない。いらいらしないようにしよう、なんて思ったこともあった。

でも、そんなことできるわけないよ。

もう、そんなことにエネルギーを使うのはやめた。いらいらするもんはいらいらするんだ。いらいらをやめるよりも、もっとやりたいことがたくさんあるから、いらいらをやめる努力は一切しない。そんな暇があったら、もっとましなことをする。

どんなにいらいらしていたって、人に当たったりしなければ、自分以外は、いらいらしていることを知らないんだ。それで十分じゃないか。ひっそりいらいらしていれば。

| | コメント (2)

よみたくなる

本を読みたくなる書評って、実はあんまりその本を「べた褒め」してなかったりする。それよりも、なんか、

「え、この本、読んでないの!あんた損してるわあ」

と行間に書いてあるような書評を読むと、自動的にその本を買ってしまったりする。

「そら読んでるでしょ、普通」というのを、あんまり押しつけがましくない感じで書いてあると、弱いなあ。

「すごい」

「素晴らしい」

の連呼は、案外、アピール力がない。

でも、多分、一番アピール力がないのは、

「売れてます!」

だな...私の場合....

| | コメント (2)

2010年11月12日 (金)

本質

物事の「本質」と言うけれど、どこからどこまでが本質か、というのは実は曖昧だ。

たとえば、普通に考えると、ビールの本質は、入っているグラスではなく、あくまでその中の液体だ。じゃあ、グラスは何でもいいかというと...

ギネスというビールはギネスのグラスで飲むと、実に美味しい。ほんとに美味しい。

でも、お店でギネスを買ってきて、うちにある適当なグラスに注いで飲むと、まあ、美味しいけれど、やっぱりなんか、違う...と思う。

そんなの気のせいだ、と言われれば、そうなのだけれど、味っていうのは、結局、感覚なのだから、飲んでいる時に感じることすべてが味、と考えるべきではないか。

...とまあ...ギネスのグラスを手に入れるぞ、と決意した、というだけの話なんだけどね...要は...

| | コメント (0)

2010年11月11日 (木)

良書

「良書とは、要するに著者の誠実な心から生れて、その意図したところが十分かつ的確にその内に表現せられているもの、そして著者その人のものとなり切っているものといってよくはなかろうか...」

Img_0030

どうかな...もしそれが良書だとしたら、あんまり面白い本ではなさそうだ...誠意のかけらもないのに、才能だけある、そんな書き手の書く本もいいと思うなあ...それはやっぱり

悪書

なのだろうか...まあ、そうか。悪書、面白い。

Img_0032

森銑三、柴田宵曲著 「書物


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

| | コメント (0)

2010年11月10日 (水)

ひとのこと

他人のすることにとやかく口出しをしたがる人は多い。暇なのかな、とも思う。いや、暇なのは悪いことじゃない。空いている時間をもっとましなことに使えないのかな、と思うだけ。でも、それは余計なお世話だね。

たとえば、テレビ局や新聞社などに、「こういうことを続けていては明日はない」という批判をする人がいる。態度を改めろ、と言っているわけだ。別に彼らのしていることがいいとは思わないけれど、それも余計なお世話ではないだろうか。たとえ、その批判が的を射ているとしても。

栄える自由もあれば滅びる自由もある

と思う。滅びれば、その空いた隙間を誰かが埋めるだけだ。それと同じことが日々、自然界で起きているわけだし。

他人の批判をしている時間を自分のことに少しでも振り向けないと、批判している相手より先に自分が滅びてしまうかもしれない...

がんばらなくちゃ...

今のテレビ局、いくつかつぶれて、新しいのができたら、楽しくなるかも...なんて思ったりもして...

| | コメント (0)

2010年11月 9日 (火)

度量

「大事なこと」というのは実は色々とあると思うけれど、いつも全部は覚えていられない。だいたいね、「こういう時はこうすれば...」式の細かいアドバイスにはあまり耳を貸さないことにしている(というか...単に集中力が続かない...)。

大事なのは、

「度量」だけ、

もう、それでいいんじゃないか、って思ってる。免疫力が強ければ病気になりにくいように、度量さえあれば、大抵のことは乗り切れる。大抵、で十分。

まあ、ええやんか...

でも、度量を他人に強要すると、度量がないってことになる。

私はこれだけ度量を見せているのだから、少しくらい度量を持ってくれても...なんてのは最低...。

あんまり自信はないけど....

| | コメント (0)

2010年11月 8日 (月)

赤シャツ

「困ったって負けるものか。正直だからどうしていいか分からないんだ。世の中に正直が勝たないで、外に勝つものがあるか、考えてみろ。今夜中に勝てなければ、あさって勝つ。あさって勝てなければ、下宿から弁当を取り寄せて勝つまでここに居る」

...残念ながら、いつまでそこにいたって、坊っちゃんは勝てない...勝とうと思えば、赤シャツになるしかない。坊っちゃんがそのままの心で赤シャツになった時、初めて正義が勝つ。

Soseki

夏目漱石著 「坊っちゃん

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

| | コメント (0)

2010年11月 7日 (日)

必要条件と十分条件

必要条件と十分条件が混同されやすいのはなぜだろう。学校で習うのに。いつも思う。学校で習ったことなんて、ほとんど誰も覚えちゃいないんじゃないかって。誰も覚えちゃいないんなら、学校教育をああしろ、こうしろなんて意見にはほとんど意味がないな、とか。

「努力しないと、夢はかなわない」

というのと

「努力すれば夢はかなう」

は全然違う意味なのになあ...

あ、努力しないでかなう夢もあると思うけどね。

簡単な話...

| | コメント (0)

2010年11月 6日 (土)

小分け

長い棒があるとする。5メートルくらい。その棒をどこかに運ばなければならないとしよう。もし、棒をどうしてもそのままのかたちで運ばなくてはならないとしたら、それはもう大変なことになる。曲がり角でもあったら、そのたびに曲がれるかどうかヒヤヒヤしなくてはならない。というか、事前にルートをよくよく確認しなくてはならないだろう。通れる道と通れない道が絶対にある。場合によっては、どうしてもA地点からB地点までは運べない。たった一つ、通過できない箇所があるために...

だが、もし、この棒をいったん、短く切って、後でつないでもいいのだったらどうだろうか。現実にはあり得ないが、たとえば、10cmずつくらいに切って運べるとしたら...随分話は簡単にならないだろうか。少なくとも運べない、ということはなくなる。どこからどこへだって、ほんのちょっと手間をかければ運べるのだ。

時間の使い方もそうだなあ、と思う。5時間かかる作業を5時間連続でやろうと思ったら、時間の確保が大変だけど、10分ずつ小分けにしたら、結構やれる。

何でもかんでも工夫次第でやれる、とは思わないけれど、工夫すると案外、できないと思ったことができたりするよなあ....

Img_0032_2
ガンガン、なんて、まあできない。

Img_0031
池田暁子著 「1日が見えてラクになる! 時間整理術!」

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

| | コメント (4)

2010年11月 5日 (金)

ふつう

世界中で自分だけが普通だ。他の人はみんな変わってる...

...そう思うことはありませんか...ないですか...

だって、普通なんです...

根拠は、言えないけれど、だってそう思うから、としか言えない。

普通なんです...

| | コメント (2)

2010年11月 4日 (木)

つたえる

気づくと、何かを懸命に伝えようとしている。伝えて何になるのか、それはわからないのだけれど、とにかく、伝えたい、と思って必死に話している。

ああでもない、こうでもない....

...それで、少しでも伝わったな、と思える証拠が見つかると、嬉しいのだ。

これも、「目に見える大事なこと」である...私にとっては。

| | コメント (2)

2010年11月 3日 (水)

目に見えないもの

「大切なものは目には見えない」と、星の王子さまは言っている。

そのとおりだと思う。本当に大切なものは目には見えないものだ...

...でもね、目に見えないものって、目に見えないから、自分がそれを手にしているかどうか、確証が得られないんだ。

だから、その時その時によって、手にしているような気がして、幸せになることもあれば、するりと手からすべり落ちたような気がして悲しくなることもある。

どうして、大切なものを失った気分になるのか、その理由は色々だけど...実は...

「目に見える大切なものが欲しいのに、手に入らない」

...それが理由だったりもする...

そんなことが案外多い。

だから、いつも、目に見えないものより、目に見える欲しいものをできるだけ手に入れるようにしている。手に入れるのが難しければ、努力もする。「そんなのいらないよ」と斜に構えたり、かっこをつけたり、そういうことはしないようにしている。目の前にあったらすぐに食いつく。確実に手にする。

そうでないと、誰かがそれを持っているのを見た時に妬ましくなってしまうかもしれないからだ。そうならない自信はまったくない。

「妬ましい...」

「目に見えない大切なもの」は、そんな気持ちの時に手からすべり落ちていく、そんな気がする。

だから、欲しいものは欲しい、そう認めるようにしている。本当に大切なものは別にあると知ってはいても...

Hoshi

サン=テグジュペリ著、内藤 濯訳 「星の王子さま

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

| | コメント (6)

2010年11月 2日 (火)

理科事典

小学生の時、何より大事にしていた本、と言えば、

「理科事典」

だった。確か、親戚の人にもらった本だ。小学校の理科で習うことは全部書いてあった。

その本のページを開かない日はなかった。毎日、どこかしらのページを眺める、読む。

てこ、滑車、酸素と二酸化炭素、月と太陽、昆虫...

どこを開いてもワクワクする。面白い、というのとも違う、ワクワクするのだ。

「知る」

ということの楽しさを教えてくれたのは、あの本だった。もらったのは三年生くらいの時だったけど、どれが何年生で習うことなのか、書いていないのがよかった。とにかく、本の中ではすべてがつながっていたから、何も気にせず全部読んでしまうのだ。きっとすべて理解していたわけではないと思うけれど...

この世界には、

とてつもない不思議が、

とんでもなくたくさんある

ということだけはわかった。枕くらいの分厚さが無言のうちにそれを教えてくれていた。

大きくなって親戚の子にあげてしまったけれど、また買いたいなと思っている。なのに、今となってはどこの出版社から出ていたのかもわからないのだ...子供ってそういうところは見ていないんだなあ...うちの中でいつも持って歩いているくらいだったのに。それが子供なんだなあ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

今日でこのブログ、二周年を迎えました。これからもよろしくお願いいたします。

| | コメント (4)

2010年11月 1日 (月)

るか!

「原子の偶然の離合集散について聞いたことのない人がいるでしょうか。デモクリトスによれば、原子の集合によって天と地と宇宙万物が生まれました。そしてエピクロスもデモクリトス説に従いました。それから狂気のきわみですが、かれらは無数の世界の存在を主張しました。そしてマケドニアのアレクサンドロス(大王)は、これを聞いたとき、無数の世界のひとつさえまだ制服していなかったので長嘆息をしたそうです...」

Img_0001
「はよペトラルカ!」というフレーズを考えた。意味はよくわからないけれど、

「はよペトラルカ!」と早口でまくしたてられたら、「はよ何とかせな...」と思...わないか...やっぱり...

ああ、くだらない...

Img_0002
ペトラルカ著 近藤恒一訳 「無知について







にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ブログランキングに参加中!もし、できましたら、上のボタンを1日1クリックしていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「横浜翻訳生活」もよろしくお願いします。

あ!いつの間にか10万アクセス超えてる...ありがとうございます!そういえば、こちらも、もうすぐ2周年。

| | コメント (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »