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2016年4月30日 (土)

25時間(その7)

しかし、元から気が小さく、日本にいても「ノー」となかなか言えない私が、生まれてはじめて乗った国際線の飛行機、それも外国の航空会社の飛行機で、機内食を断ることなどできはしない。その後もただ、むなしく運ばれて来るままにするしかなかった。食べ物はもう見るのもいやだ。でも、一方でしみついた「もったいない」という観念から、手は容器のふたを開け始める。開けたからには手をつけてみる。美味いわけはない。本当は美味いのかもしれないが、わからない。結局、半分以上残してしまい、なんだか余計もったいない、という感じになってしまう。

ーつづくー

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